弁護士の数が年々増えているらしい。そんなに増やしてどうすんだと思わず首をひねってしまう。つまり収入は減る、仕事も減る、そんな中で弁護士会に所属するだけで馬鹿高い登録費用と年会費を払わされる。過当競争になって仕事は取り合い。もう未来ないね。
 司法試験も新しくなり法科大学院卒業者しか試験を受けさせなくする。慶○の法科大なんか潰れろ。問題漏らして合格率上げやがって。

 もうこれからの時代は今まで通りやっていてもダメだ。通用しない。だからといって足があと十何本余計に生えればいいと言うのではなく、弁護士業務以外に何か別の能力がないとやっていけない、ということですな。別に弁護士だけじゃなく、語学の先生方とかも同様だろう。第一語学なんかで飯が食えるわけがない、と俺なんかは思う。だから例えば俺の場合、英語をやっていくうちに国連の紛争処理の問題や民主主義について関心を持つようになったし、フランス語やドイツ語をやっていくうちに自然に法律に関心を持つようになった。語学をせっかくやるならばもっとその言葉の文化、考え方に触れないと意味がない。
 そう考えると日本の小中学生はずいぶん遠回りしてるなと思う。だいたい今の学校の英語教育には疑問符が多すぎるのだが。クロールが泳げるようになりたいのか、その泳ぎ方を理論的に教え込むのとでは全然ちがう。いびつな英語教育しかやらないからろくな英語力も身につかないのだ。皮肉なことにそれが日本国内から「駅前留学」がなくならない理由になっているのだ。バイトで金が貯まったらアジア一周の貧乏旅行でもすっか。