2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカの大学生は借金して大学に通う。アメリカの友人の話ではハーバード、コロンビアなど私学は目ん玉飛び出るほど学費が高く、払えなくなったら必要な単位をある程度取得しそのまま自主的に退学するらしく、その後はなるべく賃金の高い企業に就職して返…

風邪でダウンしてしまった。関節痛い。のども痛い。頭はクラクラ。昨日の夕方から熱が上がる。夜は全然寝付けず、ラジオをつける。3時に目覚める。カラカラのタオルを濡らす。翌朝目覚めると、昨日の高熱がウソのように下がっていた。20を超えても高熱出す…

今日はカフカの「城」を読んだ。書斎の世界文学全集から選んだ。カフカの「城」解釈の一般例として、宗教的であるとか言われている。宗教的かどうかは別にして確かにこの話は人間生活を原点としながらも、あくまでも自己の自由を希求する主人公にフォーカス…

選択の本質は捨て去ることにあると言うが、いつもいつも合理的な選択が正しいわけではない。よく日本人は「〜される」とか受け身的な表現を好む傾向にある。そこには「〜される」と感じる自分はいても実は他者がいない。 人は誰かのために何かをやるとそれ相…

私が昔の文化にすんなり馴染めるのも、母の書斎のおかげだ。三島由紀夫はそんなに多くない。たしか中学入りたての頃、「金閣寺」で初めて三島を知った。豊饒の海シリーズは最近、読み始めた。春の雪は、清顕が剃髪した聡子のもとへ会いに行く道すがら力尽き…

今日、現在公開中の映画「母べぇ」を見に行った。エンディング部分は製作側の技量不足を感じてならない。どうしてあそこまで最後の別れを美化して描く必要があるのか? かつての日本は一人の人間の死を大勢の家族で看取るのが普通だった。確かに現在では死に…

今日は太宰治を読んだ。そして松本清張を少しだけ読んだ。だいたいヒマな時は1日二冊は読破する。ジャンルは問わないが文学が多い。 しかし、太宰を読むと暗くなるね。主人公はみんな飲んだくれの落ちこぼれ人生を歩む奴ばっかり。自殺願望者。ああいう心境…

今日は珍しく雪が降った。午前中はずっと降り続け、次第に横殴りの雪に変わり、みぞれになった。昨日の夕方に旅行代理店からFAXが届く。 個人で行くと往復の飛行機だけで資金が持たないよう。これではツアーの方がまだマシだと得心。だがツアーのほうが行動…

鉄道で巡るヨーロッパ全周がしたくなったので明日は旅行代理店へ。しかし海外旅行は何かと金がかかるものだ。やはり費用と効率から言ってオフシーズンでエコノミークラスを利用するのが一番いい方法かと思い、相談も兼ねて行ってこようかと思う。さっきも調…

最近は宗次郎をよく聴く。彼の音楽はすばらしい。ある時は馬にまたがった勇猛な武士が風を切り、広大な大地を颯爽と行く姿を思わせ、またある時は夜明けの朝日を背景に力強く進む大型の船を思わせる。そこには常に自然があり、どこかに置いてきぼりにしてき…