今日は太宰治を読んだ。そして松本清張を少しだけ読んだ。だいたいヒマな時は1日二冊は読破する。ジャンルは問わないが文学が多い。
 しかし、太宰を読むと暗くなるね。主人公はみんな飲んだくれの落ちこぼれ人生を歩む奴ばっかり。自殺願望者。ああいう心境は青年期に一番良く表れるかと思うが、何かその裏にはもっと人間臭い感情が渦巻いていて親や伯父との精神的葛藤がゆらゆらしている。人間失格なんか読んでいて意外なバタ臭さを感じる。一方、清張のは社会派で徹底的にリアリスティックで醜い現実をドラスティックにえぐり出すような文体で読んでいる者を飽きさせない。やはり新聞時代の経験が作風に与える影響は大きいかと思う。
 今でこそ検察が自分たちの手柄のために(厳密には報酬のために)選挙運動の違反者を大量に起訴し控訴審で全員無罪にしたり、家族を人質扱いして踏み漢字をさせたりという行為は珍しくも何ともない。あの松山事件もそうだ。検察権力に楯突くと彼らは平気で暴力的な言動に出て、汚いやり方で無理やり自供に追い込む。あいつら全員の生涯の役目は国家の虎の威を借りた薄っぺらな権力にすがりつくことぐらいだ。一人には何の力もない。言いたいこと、やりたいことがそのまま実行できる国は美しいねぇwww
お前ら全員地獄に落ちればいい。