世界で一番クソ面白くない日常を送る大学生です。21歳です。最近将来が不安で仕方ないです。読書と60's,70'sの洋楽が好きです。ギター弾きます。友人はいません。今はJohn McLaughlinをよく聴きます。このひとは残念ながら日本ではほとんど存在は知られていない。また今のフュージョンブームを先頭にたって築いた数少ない人物であることも知られていない。マイルスのヴィッチズ·ブリューで一躍世界的なギタリストとなり、その後Mahavishnu Orchestra結成。ジリ貧だったらしくアメリカまでの渡航費を稼ぐために本国イギリスでは数々のセッションをこなしていたそう。私はTony Williamsのemergency!で初めてこのひとの名を知った。emergency!は録音状態こそ悪いが、時代が持つ独特のchaosが渾然一体となり、微妙な味わいを作り出している。特に一曲目からぶっ飛んでる。McLaughlinの指先から発する一音ずつが全て魅力的で延々とソロをとります。単なる早弾きとは違う、なにか熟練された手裁きの職人芸のように感じた。 あらゆるごった煮がグツグツと大鍋のなかで吹き上げていた時代、このロックとジャズの巡り合わせがフュージョンの夜明け前の出来事だったのだ。