昨日の続き。YoutubeでMcLaughlinとやると、大抵パコやメオラとのライブ映像しか出てこない。彼と同名同士のアーティストがいるくらいだからなおさらか。面白いことに、向こうのジャズ系アーティストで日本ではそれほど知られてないのにやたら本国では人気の高いアーティストも多いことに驚く。例えばThe Rippingtonsとか。 持っているのはLife in the Tropicsだけ。タイトル通り南国ムード漂う凝ったつくりになっている。まあサンタナとエレクトリカを合体させたような感じ。(適当。)それと日本でこういうCDを見つけようにも大型のレコード店に行ってもほとんど見つかりっこない。
 それはそうと隠れた名店ばりの、一部にしか評価を受けないアーティストは数多くいる。しかし、これだけは絶対言える。つまり、いかなる芸術のどんなに優れた作品であっても必ず時の試練を経験する。シェイクスピアロダンもジミヘンも時の試練に勝利したということは、受け取る側の性別がどうあれ、国籍がどうあれ、どんな年代であれ共通に訴えかける何かが絶対あるに違いない。多少なりの主観はあっても最後に残るのは本物だけだ。偽物は廃れるのがはやい。