学校帰りに近所の居酒屋の面接へ。
店の表の張り紙を見て即応募。なんだこんな近くにあるのか。行ったことはないが落ち着いた店内。ガラガラガラ。すると奥にマスターらしき人が。まずはご挨拶。ここに決めた時は随分悩んだ。でも今はとにかくバイトがしたくてしょうがない。理由は経済的な自立への一歩としたいから。恥ずかしながら俺は21歳にもなって今だにすねかじり状態。。このままではまずい、絶対財産食いつぶすと遅巻きながらの自覚。
 あと2つ目は、どうしても本代が欲しいから。バイトして初めて給料が出た日にはまず自分の好きな本をありったけ買おうと思う。ハードカヴァーは値段も馬鹿にならないからどうしても金が必要なのです。ええっと挨拶から次はさっそく面接開始!
「今いくつ?」「21歳です。」「へえー学生?」「大学の一回生です。」「サークルとかやってんの?」「いいえ今のところはないです。」「実はあの表の張り紙ねぇ、あれは女の子募集用のやつやねん。他にも3、4人候補おるからちょっと決まるまで時間かかるで。」
 やっぱ遠回しに断られたかも…。こないだも同じ理由だったような…。時間がかかる、検討したいということはどういう意味だろうか?むしろというかだいたい年末が近づくとお店はてんてこまいの忙しさ、というのが率直なイメージだが。。ただでさえ混み合う飲食店ならなおさらだと思うが。まあ使うか使わないかはお店の判断だからしょうがない。逆に俺が雇い主ならば、まずはやる気とどんだけ長く来てくれるのかで判断する。確かに俺は今までバイトの経験は花屋しかない。
まぁ気長に探そうかと思う。バイトばかりで勉強が疎かになっても意味ないし。かといって就職で有利になるのは確かだろう。