明日、英検がある。なんだかんだ言っても、いろいろ準備はしてきた。英字新聞は山ほど読んだし(というより習慣?)、リスニングはビジネス英会話を聞いた。杉田先生のやつね。あれ、結構長いことお世話になってまして。十代から聞いてます。杉田さんの前はマーシャさんで、自分はマーシャさんの頃に聞き始めた。あれ、結構良かったなぁ。
 読売の英字新聞は、Washington postがほぼ毎日、LA timesが週に一回、world reportは週二,三回、それからバロンが週一回それぞれ掲載される。バロンは金融系で、やたら長いし、ムズいし、めんどいので読まない。その代わり、もっとわかりやすいアジアのこととかを集めたworld reportがオススメ。これもかなり長めだが、読んで損はない。誰よりも世界通になれる。CNNやJapan timesなどを除いて、日本が海外のニュースを伝えるのは割合遅めなのかな。アマゾンの原住民らによるプロテストのニュースは一年以上前からずっと言われてるのにね。
 いずれにしても個人的には、今ものすごく中南米に興味がそそられているので、こうした海外ニュースに手軽にアクセスできるのは非常にありがたい限りだ。だが、メディアの偏重なのか、日本はあまり積極的に海外ニュースを伝えようとしていないむきがある。中南米に限って言うと、日本で獲得できるのはすずめの涙ほどだ。ほとんど入ってこない。東欧諸国のニュースしたってそう。確かに、これらは研究者以外の人にとってみれば、大した情報ではない。例えば、ブラジルのどこそこで、アメリカ企業が石油パイプラインをつくってて、地元の利益を侵害している、などと言われても、わが国は石油産出国でもないし一見関係ないと考える。
 だが、それは大きな誤りだ。たとえどんな情報でも、それが生活に密着したニュースではないものであっても、そこに将来的な意味を見いだすことが重要だ。つまり、そのニュースが伝える意図ないしは、わが国の遠い将来ひいては国際社会にもたらす影響はどうか、とか。事実、ベネズエラの大統領は、液化天然ガス事業でとても友好的な態度を示している。もしかすると、これから20年で日本とベネズエラで、おもしろいことがおこるかもしれない、とか。何がしかの未来への光のようなもの(場合によっては影)を感じることができるという点で役立っている。