祖母が腎臓を切除したので、昨日と今日はその病院へ。年取ると人間、大変だねえ。幸い、片っぽだけで済んだ。
僕は小さいころから大のおばあちゃんっ子なのです。だから、この年で珍しいね、なんて周りからは言われる。どーして?
どこが悪いんだ。家族を大事にするのは生きることの基本ではないか?家族が社会を構成する最小単位である以上はね。大事でしょ。
だから、ここで提言なんだけど、みんなもうちょっと自分の家族を大事にした方がいい。それが、最大の社会保障だ。税金なんか上げなくていい。
家族を大事にするのに、お金が要りますか?入院費や旅行費、その他雑費を差し引けば、それほどではない。否、金をかければいいなんてもんじゃない。家族がしっかりしていれば老人ホームの雇用だって、これ以上増えないですむし、ホームの人手不足だって解消する。勘違いしてほしくない。俺は、全国の老人ホームをぶっ潰せ、というのではない。基本的なことは家族で、という主張でした。

 とかく最近の人たちは、年上の人に冷たいというか。自分が働くのに精いっぱいで、それどころではない、と糊塗してしまう。それもわからないでもない。当時の猛烈社員もそう思ってやってきたはずだから。欧米に比して、社会保障が整っていないのを、税金だけのせいにする政府のスタンスもおかしいと思う。たしかに、北欧では進んでいる。でもそれは人口などの兼ね合いを加味してのことだ。大体、この狭い国土に何億人もの人間が住んでるんだ。環境税にしたってそう。賛否は明確に分かれてしまう。ところが北欧はたかだか何千万かそこらだ。フランスは理想的で、子どもが多い家族ほど国から厚い手当が受けられる。イギリスでも医療費の負担は医者がやってくれる。アメリカは最悪で、医療費が高いから、行きたくても行けない。この続きはマイケル・ムーアのシッコでどうぞ。

 ここで、朗報。っというより、偶然起こったこと。実は今日、病院から帰ってくる時、橋下知事に偶然お会いした!通路のところだった。道幅は1メートルもなかったかな。ほぼ人一人が通れるくらいで、すれ違った。周りには恐らく病院関係者か府の担当者がいて。横柄だな、なんて思ったけど。すれ違いざま、「失礼します」とこちらを見て挨拶されたので、軽く会釈した。身長はそれほどではなかった。黒いポロシャツかなんかを着ていた。まあ、こんなこともあるのね。