inaka

 初盆で親父の田舎に帰省した。部落の人、親戚、従兄弟。3日間ぐらいでさまざまな人たちが集まった。伝統や格式にこだわる田舎ならではだと思った。冠婚葬祭にかける気合が全然違う。都会とは。無宗教な人なら簡単なお祈りだけで済ませてすべておしまい、なんてのもありなのにそういうわけにもいかんのだろう。従兄弟はほぼ全員結婚して子供もいる。子どもがキャッキャキャッキャ言ってうるさかった。はっきり言って子どもは嫌い。
 さて、帰ってくる時、有名なめかりSAに寄って、佐世保バーガーを食べた。「出来るまで5分お時間いただきます」と店員。車の中で開けると、タレのいい香りがした。ハンバーグ、目玉焼き、トマト、ベーコン、レタスなどが挟んであり、幅15?強はあった。すごいヴォリュームだったが、運転疲れもあり、一気に食べた。車は倉敷から混みだした。なんだこの渋滞。神戸北20キロ?ありえないっしょ、なんて思っていると、兵庫県に入った。あれは8時過ぎだったが、阪神高速で川西を走っていると、花火が。もしやこの花火は、こないだ陥没事故があった地域?思いがけない光景だった。
…田舎では焼き肉をした。よくやるんでしょうかねぇ。まずまず旨かった。田舎で何が一番困ったかと言うと、暇な時間の過ごし方だ。ボーっと周りの風景眺めるぐらいしかない。それ以外には読みかけの本とか、音楽とかそれぐらい。本はほとんど読めなかった。残念。しかし、何にもないからこそ却って独創性やアイデアが浮かんだりするものだ。盆暮れに殺生はいかん、とのことで(あと、時間の都合で)今回は実現しなかったが次回は必ず、海釣りと山で山菜とりや鹿撃ちをやりたいと思う。