今日はTOEICを初めて受けた。まず今まで受けてこなかった理由とすれば、資格試験ではないという点に尽きる。スコアなんて変動するし、たかがスコアだけでその人の英語力の何が分かるのだろうと勝手に思っていた。でも今は事情が大分変わった。留学、入試(AO含め)、昇進などそれぞれの社会の立場にある人達が必要に応じて受験している。
 こないだ、ECCでスコアが990点の人の指導を受けたことがあった。Tさんとしよう。彼は聞き取れるコツは何よりもシャドーウィングに尽きると言っていた。善哉、俺はどうもこのシャドーウィングについて大きな誤解をしていたらしく、発音ばかり鍛えてしまったからそっちの方に意識が持っていかれ大事なミスを冒してしまったのだと気づいた。それとダラダラはダメで時間がこれだけ!と決めたら必ずその時間のうちにやりこなすこと。あの岩村さんのやり方は前から知ってはいた。ただあの人のカタカナ英語的な発音はともかくも、実践されている方法論は全てにおいてオールマイティーでないにせよ高く評価できるかと思う。大事なのは色んな人の方法を試す、一つの方法だけだと行き詰まった時困るので。i-podにリスニングのCD入れて、行き帰りに聴くのもその一つだし、ラジオの講座を録音して何度もリピートするのもその一つかと思う。オーダーメイドはいくらでも可能なところに受験者の急増の背景があるのだろう。
 その急増と同時に英検の受験者、合格者ともに毎年減り続けていると感じるのは俺だけか。減った分がTOEICに移行したとも考えられる。語学検定の多様化傾向もそうだ。