また親とケンカになった。編入試験のことについて。だってもう俺には精神的な意味でも、チャンスは残されていない。だからもうこれが最後。一般入試で頑張るだけの気力は残ってない。ダメだったら働く?誰が??俺は単純無益な労働には就く気がない。社会進出が遅れる?そら、仕方ないよな。そういうあんたも俺の甘えを受け入れたのだから。お互い様。
 はぁーもっと実際的な学問がしたい。ディスカッションがしたい。早く大学に行きたい。世界を広げたい。同じことを考える人がいるところに行きたい。毎日血管が切れるまで勉強していると、そう思うこの頃。編入試験は狭き門だから、一般入試で入った方がいい、というのなら放送大学にいる意味はなくなる。編入がダメなら、一般で入る。こう決めたんだから貫徹させてくれ。それに20超えたからといって学問してはいけない、なんて決まりはないのだから、もっと自由にやらせてもらってもいいと思う。働かないと死ぬわけじゃないんだから。頭に栄養いかないと、動けないでしょ。それと一緒。知識がないと渡って行けないの。
 知識のない人間は行き倒れでも何にでもなれ、と思う。別に知識崇拝者ではないが、最近、やたらとworshipが増えた気がする。日本は侍国家から商人国家になった、と数学者の藤原氏が言っていた。その通りで、いくら世の中働く気があっても、日本人には明治人のような無骨さを失ったように思う。金さえあったら何もかもいい、何をやってもいい、わけがない。すべてがソロバン尽くだから、子どもはひねくれる。戦後生まれは欲望まみれ。
 だから俺は三島由紀夫を読むんだ。みんながおかしいから。俺は今回の福田総理退陣の一報に、天皇親政の影がちらついた。誰がなったって一緒なら、権威のある象徴が積極的に国政に参加すればいい。アホがアホの代表選ぶ仕組みも、しまいや。