今日は、朝から調子が悪く、頭痛と腹痛が1日続いた。一番の不安は、今度の連休中に田舎に行くために、スケジュールが狂わされないかどうかだ。1日だけだから大丈夫だろうけど、受験を控えてるので…と言って断るわけにもいかない。
 田舎というか親戚っていうのは、個人にとっていいことでもイヤなことでも、すべてつつ抜けだから困る。情報の伝わる速さが、普通の人間関係よりずっと速い気がする。だから、間違ったようなことでも、すぐ本当のことのように通ってしまうから怖い。
 たとえば、親戚のなかに一人おしゃべりがいれば、噂にされた張本人の意志とは無関係に、どうでもいいようなことでも、至極全うに、逐一報告される。俺は、ああいうのが好きでない。たとえ家族の間柄でも、プライバシーは守るべきだろうと思う。たとえば、これは、扉をかけないでトイレに入って、堂々としている人と同じだ。どうかしている。欧米では土足のまま家に上がる習慣があるけれど、あれと一緒で、ズケズケと人の心の間を行ったり来たりされるのは不愉快極まりない。まあ田舎ではそんなことはないだろうとは思うが、どうも閉鎖的で、排他的なイメージは拭い去れない。外国人にでもなった心構えが必要なのである。
 親戚やなんかにあれこれネタにされることの他に、不安なことといえば、渋滞である。三連休なので、余程早い時間帯にでないと、渋滞に飲まれてしまう。運転は父親と代わる代わる交代して、間に合えば昼過ぎには現地に到着する。悪天候と渋滞、事故だけに注意すれば、安全運転で8時間もすれば到着する。気の進む旅ではないが、仕方ない。