今年一年はあっという間だった。まばたきする間に終わろうとしている。やりたいこともいろいろあったけども、今のところは犠牲を払うしかあるまい。ただし、これは将来に向けて意義ある犠牲であって、時間の無駄遣いではない。端からはそう見えても、これは我が人生。時間をどう使おうが、誰も迷惑しない。こないだの試験は、一応悔いを残さず頑張れたので、後悔はない。結果はどうせ出る。善きにつけ悪しきにつけ。三年生から入ると、すぐ就職活動か。楽しみのために行くわけではないから、自分にとってみれば都合がいい。一から大学受けて、ダラダラ過ごしてたら、三十になってしまう。絶対そんなのは嫌だ。自分にとって賢い選択を選ぶならば、そんな効率の悪い選択肢は除外して、編入で入ったほうがいいに決まっている。それに、一から入ったら、全員自分より年下ばっかりで、絶対話も合わない。興味の対象も違う。遊びほうけていたら、三十だ。こんな不幸はない。
 就職氷河期か。。嫌になるな。。ますます気が重い。アイツらマネーゲームで荒らしすぎたんだ。竹中さんは格付け機関で働く人達が低レベルだから、などと言っておられたが、決してそれだけではあるまい。三年生から入って、どうせ周りは就活でパンパンだろう。学校卒業してすぐ就職、というエスカレーターみたいな生き方が、崩れてきていることは明らかだろう。なかには就職戦線の厳しさから、敢えてアルバイトのほうに進む人も出てくる。派遣労働にしても、契約期限の切れる2009年問題とやらが起こる。だから、動こうにも自由に動けない。焦って下手に動くと、何もかもが描いていたのとは違う方向に進みそう。ここはひとまず、就職どうこうより、自分にとってはまずは大学に入ること。これに絞ってやった一年だった。