風邪で寝ていた時に、戦争と平和を読んだ。文庫版で全部で3巻ある。まだ一冊も読んでない。ただ、舞台が19世紀のフランス革命の緊張感、しかもロシアが攻め込まれるか否かを克明に描き出しているし、戦闘に入るシーンが面白い。妙にリアリティがある。ドストエフスキー罪と罰を読んでいいな、と思った。夢も希望も失った大学生が老婆をぶっ殺しちゃうお話。カラマゾフは長いから読んでない。面白そうだが。いずれにせよ人命に関わる重いテーマなわけだ。罪と罰ラスコーリニコフが自分の犯行について、淡々と述べるシーンが印象的だった。あの作品はドストエフスキーのなかでも、随分晩年になって描かれたそうで、連載されていたものを纏めたものとなっている。
 一応、大掃除は初旬に済ませた。後は何もすることはない。