英字新聞を読んでいて、わからない時事英語にぶつかったら、RNN時事英語辞典というサイトで調べます…。確かに、あのサイトいいんだけど、自分の調べている単語があんまり…。個人で単語帳を作ってらっしゃる方いるけど、系統立てたものではなく、一層使いにくい。それでもまず言えることは、時事英語の意味は必ずしも辞書通りではない、ということ。いちいち字義通り訳していると、ワケのわからん訳になる。だから、漢字の当て字と一緒で、適宜意味を選別する必要がある。
 例えば、次の言い回し。”the U.S. government auto task force”これは、「米国自動車特別委員会」なんて意味で出てくる。このtask forceを知らないで訳すと、「仕事の力」(笑)これは、ぎり辞書の範囲だが、例えば、次の単語。政治で”political maneuvering”一般的な辞書には恐らく無いと思う、「政局」を意味する言葉。知る限りジーニアスには載ってなかった。ど頭に“political”とあるから、政治のことだとは検討がついても、“maneuvering”はいまいち意味が出てこない。こういう風に、絶対こうしか言わない、という言い回しによく出会う。だから、新聞はやめられない。“political maneuvering”ぐらいはRNNに載ってるかな。あと、読んでて困るのは、サイエンス関連で、学名らしき単語に出くわした時。おまけに経済分野の単語もややっこしい。こいつは辞書では調べようがない。場合によっては、経済分野の単語は、日本語も追いついてないのではないかと疑いたくなるほど、やっかいだ。
 こういう話をするとわからん単語はすっ飛ばして、とにかく読んでいけ、みたいなことを言い出すヤツがいる。それは明らかな間違いで、ある程度の単語のストックがない人は避けた方がいいな。そういう読み方は。要点までバンバンすっ飛ばしてしまうと、結局何を言いたいのかわからなくなってしまう。。ギターのコードを知らない人が、いきなりギター弾けないのといっしょ。とにかく準1の準備すっか。