産油国エクアドルが、環境について取り組み始めた…ようだ。これは80年代のアメリカで実際にやっていたことらしいが、二酸化炭素の排出する権利みたいなものを(そこにはcertificates とあったから証明書?許可書?わからん)外国政府ないし企業に売却し、売った資金で信託資金を運用して、自然公園の保護などに役立てようというものだった。効果的だとする一方、金融危機のおり、時期的にどうかといった意見もあった。ベネズエラ液化天然ガス事業で、日本の企業と連携を図りたいと言っていたが、えらい違いだ。大体、このような勝手な取引が京都議定書で許されているわけではない。でも、ドイツやペルーなど積極的な国も多い。この矛盾。あと、これも中南米でアマゾンの熱帯雨林の土地が自由に売買できる状態になっていて、ブラジル議会が所有権を認める法律を通過させたとか。これが通れば、勝手に売買されずに済むと環境保護論者は言う。しかし、今の今まで自由になっていたのにその土地の所有を明確にすることが、果たして環境保護につながるのか?さらに言えば、ここは誰誰さんの所有でどうの、なんてやっているとますます熱帯雨林が破壊されるだけではないのか?実際、土地の購入者は20年の分割払いで3年以内に自由に転売できるらしいから、あんまり意味はないと思う。
 さて、今日はこんなところでクダクダ言ってる暇はなかった。これからレポート仕上げてしまわないと。昨日はそのための参考文献やらをみてきた。うちの大学には図書館と言っても本当に規模が小さめなので、本格的に探すとなれば、国会図書館みたいなところに行きたい。各国の事情について調べるときに、近場の図書館では限界がある。今は中南米に関心があるから、その手の文献をいろいろ探しまわっているのだけれど、歩けど歩けど全然見つからない。
ネットの情報ではあやしいのもあるし、自分の目で読んで得た情報のほうがいい。もちろん、得たい情報の種類にもよるが。
 それからそれから。Coccoの音楽で一番いいって思うのは「甘い香り」かな。PVで颯爽と歩く彼女を見て、随分まともになったなと。いえ、それ以前がまともじゃないってことじゃないっすよ。