ブルガリアではエスカルゴの養殖が盛んらしい。ポーランドなども盛んだが。イタリアやフランスなど西欧諸国がおもな輸出先で、国内でも養殖場を増やす計画なのだそうだ。食用にしたってカタツムリには違いない。あまりうまいものとは思えないが。経験者として。
 それから、オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞したことがビッグニュースになった。どうやら今週の新聞を見ていると、平和賞以外に物理学、文学などの表彰もあった模様。去年は日本人の獲得ラッシュが続いた。なお、オバマ大統領は賞金全額を慈善団体に寄付するらしい。受賞にタリバンは非難轟々。
 あと、メキシコの麻薬問題。ワシントンポスト紙では定番ですな。米国メリーランド州マリファナ栽培を合法にする法律を検討している。密売業者が土地を不法に占拠することで、怒ったカリフォルニア州が8月からマリファナの農園を燃やしている。しかし、合法って…。米国内ではマリファナより先に取り締まるべき重大犯罪が多いのだろう。一体どこまでいたちごっこになることやら。
 中国の温家宝北朝鮮を訪れて、六カ国協議への復帰を促した。中国が北を訪問するのは異例中の異例。どっちとも共産主義国なのにねえ。あ、中国で思い出したけど、キューバではロシア製の自動車に代わって、中国の自動車が攻勢をかけている。中南米、ますます楽しみ。もっと外資に寛容になれば、累積債務危機の後遺症も変えられるぞ。中南米は絶対に伸びる。研究分野としても絶対の価値がある。これから、中国、インド、韓国などに続いて、主要な二酸化炭素排出国になると思う。特にオリンピック招致国となったブラジルは。おそらく、発展と規制の兼ね合いが今後の大きな問題になるだろう。いかにも苦しい立場だ。京都議定書にサインすらしていないアメリカは好き勝手なことが言えるかもしれない。(もちろんその辺の無理が高じて廃止になった)鳩山首相は声高らかに90年比25%削減などと無理な目標を掲げているが、ハッタリはその辺にしてほうがいい。財源確保が先。