英字新聞で、『off the grid』という表現に出くわした。新語らしく、『grid』にも載っていない。記事は、twitterfacebookなどSNSのサイトの利用者が急増する中で、プライバシーなどを理由に参加を好まない若者が増えている、といった内容だった。つまり、文脈から行けば、『off the grid』は、SNSに参加したがらない人、という意味になるのだろうか?ハイフンがないので、一瞬なんぞやと思った。SNSは日本では、mixyが有名。会員向けコミュニティサイトの一つで、紹介がないと勝手に出入りできない。それ故に、安全性が確保されると言ったもの。俺自身は行ったことがないので、わからないが、知ってる者同士であれば、ある程度は安全だろう。
 それと、今やたら日本のメディアは、アメリカの景気が悪い悪いと騒いでいるがあれは大ウソ。だったら、アメリカ人の消費動向に注目するがいい。住宅市場が値を下げ、自動車もものすごく売れている。消費を手控えていた人にとってはチャンスと言える。確かに国自体は何百兆の赤字だが、個人消費は頗る健在。そういう記事も載っていた。単純に、消費意欲拡大が景気回復につながるとは考えたくない。何せ、アイスランドのように国家経済そのものが破たんした国もあるくらいだ。イギリスやオランダからお金を借りているらしい。
 あと、2025年までに5%の温室効果ガス削減の課題が課せられているインド、ブラジル、中国など開発途上国では、カーボンクレジットをいかしたビジネスが人気だ。数では中国がインドを上回っている。途上国が削減しきれないガスを、オーストラリアや日本など技術先進国に売りましょう、という仕組み。それなら、日本の90年比25%削減の目標もあながち間違っていないのではないか?日本は、これから発展を続ける開発途上国のために、多くのカーボンを買い取る気でもいるのだろうか?