おかげで腰の方はだいぶ良くなった。胡坐もかけるし、歩くこともできる。一か月前までは歩くのもままならなかったからなぁ。
ロシアとウクライナが石油に関する協定を結び、ロシアが一部の石油パイプラインを閉鎖するという。だが幸いにもブルガリアセルビアなどバルカン半島の国家には、大きな石油資源と備蓄施設があるから全く問題にならない。これは石油ではないが、インドネシアでは森林がどんどん縮小している。腐敗した樹木や雑木林などが固まった、二酸化炭素を大量に含む泥炭地がそこかしこにできている。国は農地確保のため、森林をなくしていった。森林はオランウータンの住処となっていて、生態系破壊も危ぶまれる。もっと深刻なのは、森林破壊が重要なビジネスになっていることだ。1日800ドルで貧しい労働者たちはどんどん森を燃やしていく。これをやめれば、彼らの食いぶちは失う。森林破壊による環境悪化、生態系破壊、経済苦境の3重苦がインドネシアを襲っている。オランウータンの保護については、実は10年ほど前からすでに行われている。だが、問題は人間慣れしたオランウータンを野生に返して生きていけるのかという問題だ。野生に返す前に、人間のいない野生の雰囲気に近い場所に連れて行って、慣れさせるしか方法はないらしい。