washington post紙より。オバマ大統領が就任一年目を迎える。就任直後のグワンタナモ収容所の閉鎖の宣言、犯罪者に対する取り調べの際に拷問を禁止するなど、ブッシュ前政権と決別するための1年だったのではないか?大統領は2010年1月22日までに閉鎖すると公約したが、果たせないまま過ぎようとしている。昨年末、医療保険改革法案を早急に可決して一安心もつかの間、今度は雇用機会の創出や、金融規制改革なども進めねばならない。マサチューセッツ州補欠選挙で、民主党候補が共和党議員に敗北を喫したのをみれば、一目瞭然だ。昨年11月にはバージニア州などでも同様の事件?!があった。昨年5月には、アフガニスタンの陸軍司令長官にマクリスタル氏を後任に据えた。テキサス州のフォートフットで発生した銃乱射事件ののち、アフガニスタンへの追加派兵を決定した。併せてアフガニスタンからの撤退時期も示した。国内では、二桁に上る失業率に歯止めをかけるよう、対策を急がねばならない。

 医療保険制度改革、雇用創出、金融制度改革、景気回復などオバマ政権は背負うものが大きすぎるようだ。間の悪い時期に大統領になったものだなと思う。日本ほどではないせよ、支持率も徐々に下がりつつある。オスロノーベル賞授賞式での演説に耳を傾ければ、彼がイリノイ州上院議員であった頃、ブッシュの汚い戦争に反対しデモを行っていたことなど想像だにしないだろう。

 さて、私事で恐縮だが、来週でとうとう24回目の誕生日を迎えてしまう。なんとも一年一年が早すぎるように感じてしまう。私が生まれた頃と言うのは、ちょうど前年に御巣鷹山の航空機墜落事故があったそうだ。これについてはまったく記憶がない。坂本九さんがこれで亡くなった。これは後から知った。それ以外に何があったのかは自分でもよく判らない。自分の生まれた年のことより古い時代のことしか興味がないので。同い年の芸能人も知らない。