英国に多くの出稼ぎ労働者が訪れ、毎年1万6500通以上のビザが発行される。彼らの多くは家政婦、乳母、料理人など労働目的でやってくる。

 Kalayaanは87年以来、国内労働者の権利を求めて活動する慈善団体で、出稼ぎ労働者の最低賃金を保障する法案可決を求めている。同団体によると、国内労働者のうち60%が代休が与えられず、59%は雇い主の監督なしに外出は禁じられており、57%は自室すら与えられていない。

 また、同団体は英国の貧困者救済機関Oxfamとともに低賃金改善委員会に対し、国家最低賃金法案の修正を求めている。

 労働者の58%が心理的虐待を受け、昨年身体に及ぶ暴力は4分の1以上に達し、6%は性的暴力を受けているという。

 

 この記事で初めて「time off」という言葉を知った。正式にはtime off in lieu。これは代休という意味。Oxfamは1942年発足した英国の貧困者救済機関のこと。


 今日は小雨の中、ウォーキングに出かけた。家にいると体がウズウズした。最近は社会派小説しか読んでいない。沢木耕太郎の「テロルの決算」を読む。今でこそ青少年の犯罪が横行する中、思想という特殊な対立の中で、浅沼に刀を突き刺した山口が掴みかったものは何なのか?保守再興?イデオロギーの議論すら、わが国では下火になっているというのに、当時の対立の構図が見事に照射されているようでよかった。