ワシントンポストから。ミクロネシア連邦、南太平洋の島国ナウルの両国首脳が、5日間の日程でイスラエルを訪問した。イスラエルミクロネシア連邦との馴れ初めは、同国Mori大統領によると、20年前国連加盟入りの際、イスラエルが早期加盟の決定を下したことが、良好な関係構築に役立っているという。

 イスラエルが農業、福祉その他の問題に関する技術的援助を行う一方、両国は国連で信頼できる票を握っている。(=ここはdependable votes 訳出不明)
代表団らは世界的な気候変動や海水面の上昇などの事態を受け、再生可能なエネルギーや水管理政策その他の問題について、簡単な報告を受けた。

 イスラエルは同地域のかんきつ系果物の栽培、灌漑技術について話し合うための専門家や、放射線技術などを教える医療技術者を現地に送り込んだり、イスラエルの大学への奨学金を提供するなどしている。


…これ読むまでミクロネシアがどこにあるのかも知らなかった。wikiで調べると、ナウルには軍隊がなく、働かないから失業率も高いのだそうだ。

 

 
 もういっちょ。アメリカのアフガンへの新たな軍事戦略について。アフガン政府の腐敗に対処するため、FBIや英国の法執行官らの支援により、Major Crimes Task Forceなるものが設立された。主要犯罪特別委員会とでも訳すのだろうか?これはアフガンの諜報部員で構成され、政府内にはびこる腐敗を調査する。

 昨年9月、マクリスタル連合国最高司令官は、同国政府の腐敗に関する情報を収集させ、最も危険な犯罪者のリストを集めるよう指示した。同10月、国際法執行官と軍がカンダハールのSayfullah上級国境警備官の逮捕のため、アフガン当局を支援した。同氏は数百人に及ぶ架空の警察官名義で給与を受け取り、孤児や未亡人を対象とする政府資金を盗んだ疑い。国連の報告書によると、昨年アフガン市民は推計25億ドルもの賄賂を支払ったという。


…そういえば、米軍撤退に併せて、米国が給与を上げるなどして、アフガン軍のリクルートを強化しているという記事も読んだな。だがうっかりして武装勢力の勢いが激しいカンダハールなどから、リクルートすれば一巻の終わりだ。ほとんど字も読めないらしい。