APより。

 アフガニスタン政府は22日、NATO軍による空爆で、少なくとも民間人27名が犠牲になったと伝えた。NATO長官のマクリスタル氏は、アフガン大統領に謝罪した。一方、アフガン閣僚評議会は、21日のUruzgan地区における空爆を激しく非難した。

 NATOは新戦略の一環として、空爆の数を減らしたり、雇用規則の強化などを図り、民間人犠牲者を減らす最大限の努力をしてきた。だが、Marjahで攻勢を仕掛けた際も、NATO軍のロケットが民間人12名に当たり、犠牲となった。

 国連の報告によると、昨年は合計2412名の民間人が犠牲となっている。これはこの8年間で最も高い数字だ。だが、NATO軍の空爆による民間人の犠牲者数は30%近く減少している。


 
アフガニスタンは急速に派兵を強めているはずなのに、米軍撤退に向けて少し暗雲が立ち込めている。オランダ軍も撤退を宣言している。オランダついでに、

 タイムズ紙。

 オランダ西部Poortgebouwは外国人から音楽家まで、20歳から50歳までの人が暮らす住居だ。実は不法占拠者が集まって暮らしている。1970年代の法改正で、少なくとも数年間空き家となっている住居は住み与えてもよいとしたことや、定額の賃料支払いの住居への需要が急速に増えたことが原因。

 下院議会では、不法定住は違法であるとした法案が承認された。だが最終投票で上院が決定票を投じるか否かは定かではない。オランダ自由民主国民党議員によると、こうした保守的傾向の裏には、マリファナ使用を認めるなど、緩い政策立案に多くの人がうんざりしているからだという。


…日本にも追い出し屋というのがあるらしい。大家に頼まれた業者が、賃料を支払えなくなった借主の家から家財道具一式を持ち出し、追い出すのだそうだ。追い出すまではしなくとも、オランダの場合、裁判所に打って出れば、住宅開発業者は、相応の立ち退き費用を与えられるのだそうだ。