タイムにフランスの大衆紙Le Mondeが深刻な債務を抱えているというニュースがあった。現在、所有会社Le Monde SA社、Telerama社など3社が主な株主になっている。

 同社が抱える債務額は1億ユーロで、2011年までに2500万ユーロ増える見通し。Le Monde社は90年代終盤から00年初期にかけて、徐々に債務を増やしていった。これには本社周辺に幅広いメディアグループをつくるため、一連の買収を進めてことによる。

 それから4月20日に発生したルイジアナ沖の石油漏出事故について、米国民全体の世論として、オバマ政権に打つ手なしと考える人が多いというニュースがあった。個人的に言わせてもらうと、何の実績のない大統領に、ノーベル平和賞を渡したこと自体が、そもそも誤りの発端かと思うが。イランにたいする国連制裁も待ったなしの状態で、どうやって「核なき世界」を実現させるのか?直近の実績と言えば、プラハにおける演説、米ロ新核軍縮条約、米国核体制の見直し指針ぐらいだ。

 今年の夏、親父の知り合いの紹介で、タイに行くかもしれない。その人はタイで御商売なさっているんだけど、今でもご健在ならばお手伝いしたいなどと考えている。ただ、アピシッド政権がタクシン派を囲い込んだとはいえ、まだまだ政情不安が気になる。