昨日、東京まで日帰りで企業の一次選考に行ってきた。五反田だったんだけど、何にもないですね、あの辺。関西で言うと、京セラドーム行くときに降りる駅見たいな感じ。名前知らない。

 さて、ここの選考は5次まであって、人物重視の色合いが強い。昨日はグループワークをやって、実際にどんな人間なのか見られてたみたい。何とか発言はできたけど、あれって有り得ないほど予定調和に進まないんですよね。見知らぬ人同士が、「はじめまして」の状態から、問題解決の糸口を探る。役割分担的なことも当然そのなかで決めなくちゃいけない。

 正直言ってグループワークは嫌いだ。でもこの際、そんなこと言ってられない。本気で関西脱出を考えている以上、それどころではない。俺は関東人のクォーター(千葉、東京、神奈川それぞれに親戚がいる)だから、水が合わないとたびたび感じてきた。泥臭いフィーリングが合わない。大嫌いだ。あのべたべたする感じが、感覚として受け入れがたい。

 その点、東京はいろんな人間が集まる。だから面白いのだ。やりがいがあるのだ。「あうん」の判ったなかで暮らしていると、新しいものを受け入れ難くなってしまう。そのセンサーみたいなものが腐ってくるんだな。

 久々に新聞記事の要約載せときます。ここ数日間、就活の都合で本当に何もできなかったので。でも新聞に目だけは通しておきましたよ。 

 
 中国と北朝鮮は、中国軍が朝鮮戦争北朝鮮を援助して以来、緊密な関係が続いている。中国と北朝鮮との国境にあるヤールー川のメインロード沿いには貿易や輸出入関連企業が立ち並ぶ。中国は北朝鮮の90%のエネルギー、食糧や武器のほとんどを提供している。外交問題評議会によると、08年の両国間の貿易は前年比40%の増加を示した。

 北朝鮮は経済改革に先立ち、10月中国北東部の工場や化学工場などの訪問のため、数十名の市長などを派遣した。北朝鮮は「自由貿易地域」の発展のため、ヤールー川の2つの大陸を中国に賃貸借することに同意した。


…このヤールー川というのが、大きな川らしくて、すでに周りには中国企業数社が集まっており、経済改革を進めたい北朝鮮にとっても格好の地域なのだそうだ。ところが北朝鮮では今までまともな経済改革など行われてはいない。北朝鮮の体制の軸が大きく変わろうとしているなかで、どのように国内経済・外交が進んでいくのか見物だ。

 あっ、どうでもいいっすけど、最近は少女時代ばかり聴いてます。アイドルはほとんど知らなくて、耳にするのは中学ぶりですけど、フレーズが耳に残ってはなれません。ヤバいです。

 いよいよ24日、人生で第一回目の会社主催の説明会に向かう。こうして書くと仰々しいですねぇ。こちらとしては完全に戦闘モード突入ッ…と言いたいところだが、戦いは生半可ではないことは周知の事実だ。当日はセミナーというかたちをとっていて、会社が指定している会場で行う。今回はアピールポイント使ったから、優先的に説明会の予約ができた。

総評。

 二日間の京セラドームの就職説明会に行った率直な感想を。やっぱり会社を動かすのはだな、と。就職率が57,6%であろうと、やはり面接には、就職説明会には多くの人やモノが介在するわけで、決して一人だけでは就活はできないな、と思った。会場前でチラシやパンフを配る人もいなければ、会場運営すら成り立たないのだ。俺はそこを勘違いしていた。たしかに頑張るのは自分自身であるが、その「頑張り」を見抜く面接官ですら、一皮むけば、ただの人間だ……。

 だから企業ってなんだろう、面接ってなんだろうといろんなことを考えた二日間でした。きのうは、回りたいところは回れず、ただただ場内をぐるぐるしていた。二日目は、企業が独自にやっている講演会にだけ行ってやろうと思い、思いっきり早起きして行った。……すると、丸紅と関西電力の当日券に並ぶことができた!!まだ説明会の段階だけども、自分的には幸先のいいスタートとなった。

 丸紅さんも看板に掲げているように、できるだけ「ジブンカラー」を出せればと思う。さぁ〜、24日は東京で会社説明会だ。気合い入れるぞ〜〜〜〜!!!

 SPI、ボツボツ始めている。これからはSPI2が主流になるそうで、もともとあったSPIとは内容的にちょっと違うようだ。

 今、いろんな企業にエントリーしているが、正直言って不安でたまらない。2012年3月までに卒業する大学生を対象にしているところと、「86年4月生まれ以降の人」と向こうで勝手に括りを設けているところとがある。私の場合、86年1月生まれだから、当然候補から外れてしまう。。。弱ったね。おかげでまだ40社ぐらいしかエントリーできていない。

 てか、そんな胡坐かける立場か、と思う。企業だって人が欲しいはずだろう!?こんな経済状況でも人は溢れ、ものは溢れ、情報が溢れる世の中だ。企業の求める人材像と学生の安定志向とが見事にマッチしていないせいもあろうかと思うが。今日の読売にもあったが、新卒内定が私大で57%しかない。国公立に至っても60数%で推移している。

 ちなみに、今月下旬に東京にて開かれる企業の説明会に参加する予定。今後も続々セミナーやインターンに参加したい。来月も2,3社は回ろうかと思う。 

 最近は就活が忙しくて、なかなか新聞が読めないのがつらい。いつも読むだけで終わっている。普段は読んで、要約を書いて残しておくのに…。

 浅川マキが70年に発表したアルバム『浅川マキの世界』。俺は『かもめ』、『ちっちゃな時から』、『ふしあわせという名の猫』などがお気に入り。『ちっちゃな時から』は、後ろの方でちぃ〜〜ちゃく電子オルガン見たいな音が聞こえる。何だこれ、と思った。まるでかもめの鳴き声そのまんまじゃないかと。
当時の音響技術の低さが如実にわかるね。でも作品自体はクオリティが高いので許す。

 んでもって『赤い橋』。始め聞いた時、「暗!!」って思ったけれど、この方自身も「帰らない渡った人」になってしまわれましたね。なんとも予言めいた歌で、気持ち悪いです。

 歌手の浅川マキさん、もう随分前に亡くなられたんですね…。母の持っていたレコードの片隅から、彼女の名前を見つけました。もっと早くこの人の名前を知っておけばよかった…。そうです。『浅川マキの世界』というレコードです。
聞いてみると、ジャズ、ブルース、フォークなどさまざまな要素が、彼女の強烈な個性のもとに再統合されている感じだ。こんな音楽は聞いたことがない。ビリー・ホリデイでもない。ジャニスでもない。中島みゆきでもない。何だろう、それらの要素が混然一体となって合わさっているとしか言いようがない。久々に全身の震えを感じた。